前回乳幼児のインフルエンザについて、何ヶ月あるいは何歳から行うべきか、という点でそのうち何らかの指針が示されるであろうと述べました。日本小児科学会では近く厚生労働省へ幼児を加えるべきだとする見解をまとめた模様です。しかしまだ研究不足だという声もあり、定期接種の対象が拡大されるかどうかは現時点でははっきりしていません。ちなみにアメリカでは6ヶ月もしくはそれ以上に如何なる人にも強く勧められています。以下アメリカにおけるインフルエンザワクチン接種の指針の一部を見てみましょう。
- インフルエンザが流行する時期に第一妊娠月(妊娠14週以上)を超える婦人はワクチン接種を受けるべきです。
- インフルエンザにかかったら危険な合併症を起こしてしまう可能性の高い妊婦は、妊娠月に関係なく流行する前にワクチン接種をうけるべきです。
- インフルエンザワクチンは、母乳を与えている母親や乳児にも安全です。
- ワクチンの投与法は成人及び大きい子供には三角筋に接種し、幼児と小さい子供には大腿の前側面に接種すべきです。
等などアメリカの指針も詳しく懇切丁寧に書かれているようです。副作用の問題や人それぞれの考え方もあると思いますが、ご参考までに付け加えさせて頂きました。
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[ 院長 ]佐々木 爾 |
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