禁煙治療を始めてみませんか?
禁煙を成功させるには、まず決意が大切です。そしてニコチンを含有する、身体に貼るテープを用いて身体的依存の治療を行うと離脱症状を軽減して禁煙治療を行うことができます。
『禁煙したい』という思いがある方は禁煙治療を一度試してみてはいかがでしょうか?
当クリニックでは、禁煙外来を実施しており7月から保険適用が可能になりました。
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喫煙による損害
1)健康への被害
タバコが健康によくないことは誰もが承知しています。その害を3つの悪に分けると、ニコチン(中毒・血管収縮)、一酸化炭素(運動能力低下・動脈硬化)、タール(強力な発癌物質・200種類を越す発癌物質)となります。喫煙が関連する病気(喫煙関連疾患)には、呼吸器や消化器の癌と循環器、呼吸器、消化器 の多くの疾患が含まれています。
日本の死亡原因の1位と2位を占めるのは、癌と虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)です。
全世界では毎日約10,000人が喫煙関連疾患で死亡しています。WHO(世界保健機構)では、喫煙を「予防できる病気の最大にして単一の原因」と位置付け、積極的に禁煙に取り組んでいます。先進諸国の喫煙率を下記のグラフに示します。日本の男性は圧倒的に高率を示しています。
女性では20歳〜39歳の年齢層で喫煙率が20年前と比較して急増しています。
2)経済的損失
表に示したような経済的損失がまず考えられますが、いちばん大きいのは喫煙により健康を損ね、通院・入院したりして仕事ができなくなることです。
タバコと病気の関係
●タバコ中の発癌物質による-------悪性新生物=癌(肺癌、食道癌、口腔・咽頭癌、喉頭癌など)
●気道刺激、免疫力低下による-------呼吸器疾患(肺気腫、喘息、慢性気管支炎など)
●血管収縮、動脈硬化による-------循環器疾患(心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、クモ膜下出血など)
●胃粘膜下血管収縮による-------消化器疾患(胃・十二指腸潰瘍、慢性胃炎など)
●有害物質の胎盤通過による-------産婦人科疾患(先天奇形、流産、早産、低体重児など)
●耐糖能、Ca代謝異常による-------代謝疾患(糖尿病、骨粗しょう症など)
●脳血流低下による-------神経疾患(脳萎縮、アルツハイマー病など)
●歯周組織破壊、歯石増加による-------歯科疾患(歯周病、口内炎、口臭など)
●血管収縮、ビタミンC破壊による-------美容低下(皮膚温低下、しわ、しみの増加など)
以上の疾患をすでにお持ちの方は、タバコによりさらに症状が悪化する可能性があります。
喫煙からの開放
(1)身体的依存[ニコチンへの渇望]
喫煙はニコチン依存という薬物依存症の一種です。ニコチンは大脳の快楽中枢に働いて快楽をもたらしますが、この快楽を求めて喫煙を続けていくと脳に変化が起こり、今度は喫煙していないと調子が悪くなってしまいます。これを離脱症状(禁断症状)といい、この症状が辛いために禁煙が難しいものになっています。
(2)心理的依存
生活習慣として根付いていて最も手軽に気分やストレスをコントロールする手段で、生活になくてはならないものと本人が考えるようになっています。
(3)喫煙を容認する社会的背景
最近、分煙などがよくいわれるようになってきましたが、まだまだ日本の社会ではいつでもどこでも比較的自由に喫煙することが許されていると喫煙者は考えていて、1日中が喫煙タイムになっています。
禁煙の治療は初回で成功するのが一番望ましいですが数回で成功される方もいます。
一回の失敗に失望せず、トライしてみてはいかがでしょうか。 |
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